日記:コンビニで働きはじめた
コンビニで労働しだした
誇り高き無職というエデンを辞してコンビニ(○ァ○マ)で働きだした。そこそこ続けられる気がする。ごめん嘘かも。
おにぎりの並べ方が微妙に綺麗でなかったとして先輩のおねえさまに怒られた。「こんな並べ方でさぁ、買いたいと思う人いる?!」俺は気にしないけどなあ。
ファ○チキや肉まんの袋はトングで食品を入れる前に手で少し広げる必要があるが、そのときに手洗いやアルコール除菌をする必要は全く無いらしい。*1ついでに言うと仕事初めに手を洗う規定も無い。つまり、いつ洗ったかわからない、大量に小銭やお札に触れた人間の手垢が、ファ○○キや肉まんには染み付いているのだ。
俺はそっちの方がめちゃくちゃ気になるんだがな……。二度と○ァミチ○は買いたくないね。
まあそういう人間的主体的な思考などアルバイトには不要なのだ。心を無にして汚い油で揚げた汚い鶏肉を売ろう。
客を見るのはなかなか楽しい、駅前なので客層が広く、いろんな人の所作や容姿を観察できて興味深い。柳原可奈子は実際に電車や服屋で見た人間を元にあのものまね芸を生んだというし、折口信夫は能や和歌の源流は鳥獣人物を真似るモドキと呼ばれる歌や舞踊(万葉集の古歌に残る)にあるとしている。俺の漫画のキャラには人間味が少ない(狙っていることもあるが)から、ものまねを体得していきたいものである。
*1:店によっては違うんじゃないかとは思います